自分の周波数に戻る・・・静と動


昨日が自分の”動”の側で目一杯動いた日だとすると、


今日は自分の本来のエネルギーの、静の側に戻る日だった気がする。



明け方目が覚めて、二度寝三度寝してようやく起きだすと、太陽は燦々と輝いていた。



モーリタニア人の友人と会う約束をし、シャワーを浴びて朝食をとり、家を出る。


落ち合うといっても、カフェもレストランも営業停止。


かろうじてテイクアウトのみやっているので、市内は物凄く閑散としていた。



一般的にアフリカ人はルーズだと思われがち


・・・が、どっこい、私、日本人なのに10分遅れて到着し、呆れられる・・・笑


日本人て時間にキッチリしてる・・・はずだよね・・・?って・・・爆



なんかこのところ時間が経つのが異常に早い気がするんだけど・・・。



英語を習いにきている彼、今日の分のレッスンが終わって、お昼ご飯はまだらしく、何か食べようという。



ケバブを ラワシュという薄いパンで巻いたものが美味しいところがあるので、そこへ行こうとフィッシュマーケットの横を通り過ぎる時、前々から気になっていたドネル屋さんの看板に行き当たる。


ここ美味しいってオススメの店らしいんよね・・・


ということで、店の前に行くと、他にも待ってる女性たちが。



大きかったはずのドネルはもう残りわずか・・・。





ここのドネルは薪で焼くのでとっても美味しいと、ケバブで有名なAdana出身のご主人を持つ方から聞いてたのでした。



窓際に立ってると、かなりの熱気で暑くなってくる。


スタッフもプライドを持って、一つ一つのドゥルム=ラワシュに包んでくるっと丸めたもの・・・を用意して行く。




ベイサイドエリアにある公園のベンチに座って、ドゥルムにかじりつきながらのお昼。



彼の話によると、英語学校も先週末からのコロナ対策で閉まってしまい、今は一日2時間のプライベートレッスンのみになったんだそう。契約していた食堂も閉まってしまい、ランチ代を先払いしてるのに食べられない・・・。


リビア人のせいとの中には5ヶ月分!先払いした人がいて、払い戻しを請求したけど、却下された・・・と。


彼は幸い1ヶ月分だけ払ってるので、継続はせず、自分で住める家具付きアパートを探したいのだという。


なので、ネットでちょっと調べて明日一緒に見に行くことにした。



夕方になると、急に冷え込んできて、コーヒーを買いに歩き出す。


一番の中心街を歩いたら、ほとんどの店が閉まっていて、閑散とした雰囲気。


結局先日も一緒に行ったいつものカフェへと向かう。


もちろんいつも外に出してある椅子とテーブルは片付けられていたけれど、出張でボドゥルムへ行っている息子さんの代わりに、ご両親が対応されていた。


この前頼んだ蜂蜜入りのカフェラテをお願いする。


ちょうど家のコーヒーも切れていたので、粉も買って帰ろうと思って値段を聞いたら、大手のKAHVE DUNYASIとほとんど変わらない両親的なお値段♪


お父さんが律儀に豆の重さを測って挽いてくれる。秤は日本製のHARITA。コーヒー屋さん御用達のやつ。


この店のオーナー(息子さん)は、本当に細部までこだわって本当に良いものを出している。


蜂蜜も一番いいのを使ってるのよ・・・息子が選んだの・・・


とお母さん。


そのお母さんが丁寧にミルクをホイップする傍で、お父さんが粉を挽き、袋に詰めてくれる。





街を歩いたら、まるで死んでるみたいで・・・びっくりした・・・


と私が言ったら、お父さんが、


僕たちの仕事はほんと大変だよ


・・・と。


普段は僕らも外を出歩かないように気をつけてるんだ。僕はまだ60歳(外出制限のある65歳にはなってない)だけどね。


と笑う。


そのチャーミングでハンサムなお父さんと、お互い元気でいようね!と言って写真を撮った。






海辺のベンチで座って飲むその蜂蜜入りカフェラテは本当にやさし〜い味で、身体の底からほかほか、幸せになった・・・。




世界のどこに行っても、素敵な人たちがいる。


人間て素晴らしい存在だって、改めて思う。








閑散としている街を歩き、ミニバスに乗り、家に帰り着いて、カバンを開けたら、コーヒーの香りがフワ〜っと漂って、なんとも言えず幸せな気持ちになった。


毎朝コーヒーを入れる度にお二人のことを思い出して、幸せ気分になるからね・・・って言った、その通り。



いろんなことがあっても、私たちはきっと一緒に乗り越えていける。


そんな愛ある人々に乾杯・・・




昨日はランプが故障して今日取り替えてもらいようやく灯したヒマラヤ塩のランプに、心底癒されています・・・。


人間ずっとハイなままではいられない。やっぱりその反動で静かな、静かな時間が欲しくなる。その心の声に従って、ありのままで生きていこう・・・。







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コロナに負けず元気に頑張ってます!


そんな私のお店はこちら。大判ハマムタオル :ペシテマルが人気です。




Life is a Journey  人生は旅

17年のブランクを経て 再度トルコに住み始めた私の徒然・・・

SHOKO

学生時代に自転車で日本各地を旅し、世界一周バックパッカー旅。

その経験から、卒業後はNGOに勤務していました。その時のキリム(トルコやその周辺諸国で織られている平織の織物)との出逢い
により、仕事を辞めイスタンブールに住むことに。

アンティークキリム、絨毯の最先端を行く、当時のイスタンブールを拠点に、ヨーロッパやアメリカで行われていたアンティークテキスタイルのコンフェレンス等にも行ったりしていました。

そして、隣国アルメニアへ行く途中通りがかったグルジアに住むことに。

当時のグルジアに住んでいた日

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