運転免許を再発行する・・・の巻 Vol.1
トルコに暮らし始めるにあたって、車を買おうと思って色々見ている。
とはいえ、トルコは日本と違って左ハンドルの国。そして人々の運転もアグレッシブ・・・。
日本の田舎でのんびり運転していた身にとっては到底ここで運転できるようには思えず、パートナーに運転は任せたいと思っている
・・・のに・・・笑
何と彼の運転免許は5年前に盗まれたまま、未だに再発行してもらってない状況だった。
イスタンブールで彼のことは知らないポリスはいない・・・という程、警察の間で知られてたらしい(笑)ので、免許無しのまま運転していたらしい・・・(爆)
さて、そんな彼だけれど、今回車を買おうということになって再発行のために調べたら、1年前に手術を受けた腕でも運転できるという証明のため、ドクターの診断書を持ってこいと言われたらしい。
かくして、本日ようやく私立病院へ。
彼独特のやり方で(笑)診断書をもらった後、免許を発行してくれる役所の予約までは
まだ時間があるというので、チャイハネで一休み。
ここは、市が運営しているご隠居さんたち向けのチャイハネなのだけれど、普通に誰でも利用できるようになっている。
病院へ行くのにドルムシュを降りてかなり歩いた後なので、木々の間を吹き抜ける春風が心地快い・・・。
のんびりとくつろぐ私などそっちのけで、彼は、免許発行のための支払いをネットでやろうと、試行錯誤している。
結局、色々やったけど、銀行のネットシステムがきちんと働かず、断念。役所の近くにある提携銀行の窓口で振り込んでから、役所へ行こうということになった。
チャイを2杯ずつ飲んで支払いを済ませたところで、ロクマタトゥルスというデザートをもらった。(後で思うに、その日はカンディルという祝日だったので、振舞ってくれたのだろうと思われる。イスラムの喜捨の精神ですね)
それをつまみながら、チャイハネを出て、ドルムシュ(ミニバス)を待つ。
ドルムシュは満員で、吊革につかまる。
目の前に座っていたおじいさんに彼がそのデザートを一つ差し出すと、おじいさんは表情一つ変えず、黙って受け取って口に入れた。
彼と顔を見合わせてにっこりする。こういうところがトルコっていいなと思う。
さて、役所へ向かう途中にある銀行へ入り、支払いを済ませた時点で、予約時間まではまだ1時間もあった。
何か食べようか・・・?
と私が言うと、彼は
予約スカスカだったから、早めにやってくれないか行ってみよう
と、役所へと入っていく。
予約していた1階の窓口で聞くと、受付のおばちゃんが、
「2階に行って聞いて見て」
と言う。
2階へ行き、機械の受付のところにいるおばちゃんに聞くと、
「10番のデスクでやってくれる」
ということになった。
さて、人口課(市民課?)の中に入ってみると、ベンチなどは置いていないだだっ広い部屋の壁際に沿って、デスクが並んでおり、真ん中にはベンチみたいなものもない。
10番デスクには先客がいたので、係の男性が、
そこに座って待っていてください
と、空いているデスクを指した。
ほどなくして、私たちの番になる。
「免許を無くしたので再発行するために来たんだけど。必要な書類は全てここにあるので」
と、病院の診断書、銀行の払込書、そして写真・・・全てを渡す。
「無くしたとは?」
「盗まれました。」
「盗まれた・・・。初めて免許を取ったのはどこでしたか?」
イスタンブールのGAZIOSMANPASA(ガズオスマンパシャ)だというと、
そこの役所にメールを送って、書類を確認してもらって返事のメールが来ないと手続きはできない。いつメールを送るか先方に確認して、それがはっきりしたらまた来てください。返事が来ないと、今は受付できない。
・・・という・・・!!
Vol.2に続く。
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