運転免許を再発行する・・・の巻 Vol.2


ええ・・・?!コンピューターで繋がってないんですか?免許の情報を国内で情報共有してないんですか?!


思わず私が聞くと、数年前にシステムが変わって、今はこの方法以外どうしようもないんだという。


無くした時に、警察に届け出て、その時証明書みたいなものを出してもらったんだけど・・・


いや、もうシステム変わってるから・・・

(警察の管轄から人口課の管轄に変わったので、市が違うと、初めて取った市の役所に確認とるんだそう)


じゃ、電話番号教えてくれというと、知らないというのを食い下がり、隣のデスクの人が電話番号を調べてメモを渡してくれる。


ガズオスマンパシャはめっちゃカオスな街で、今この時間帯に電話したって、誰も出ないよ。

そんなところからメールがくるのを待つなんて、永久に発行できないのとおんなじだ・・・

免許なしで運転して捕まったら罰金だろう?だいたい、あなたのところにメールが来たかどうか調べるために、毎日役所に通わなくちゃいけないのか?


なんと言われても、どうしようもないんだ。


とりあえず、そのオフィスを出て、待合室から電話をかけるけど、案の定誰も出ない。


「もう一度下の階に行って聞いて見る」


1階に降りて、元々行くはずだったデスクの人に聞いて見るけれど、やはり同じような答え。


「一体、なんて国なんだよ・・・!」


一旦役所を出て、目の前にあるベンチに座り込み、タバコを吸う彼。


そばにいたポリスと話すも、やっぱり答えは同じ。どうしようもないよ・・・と首をすくめる。


それに罰金についても、普通のポリスは知らないんだそうでそういう交通違反に関する取り締まりは、トラフィックポリスの管轄なんだという。


国が変われば、本当にシステム(と呼べるのか・・・?)も、相当違うのだなあ・・・とつくづく思う。


ふと、彼が電話を取り出し、もう一度電話をかけてみる。


・・・繋がった・・・!!


Vol.3に続く。



#トルコ #トルコ生活 #旅 #国際結婚 #フェティエ #運転免許 #トルコ免許

Life is a Journey  人生は旅

17年のブランクを経て 再度トルコに住み始めた私の徒然・・・

SHOKO

学生時代に自転車で日本各地を旅し、世界一周バックパッカー旅。

その経験から、卒業後はNGOに勤務していました。その時のキリム(トルコやその周辺諸国で織られている平織の織物)との出逢い
により、仕事を辞めイスタンブールに住むことに。

アンティークキリム、絨毯の最先端を行く、当時のイスタンブールを拠点に、ヨーロッパやアメリカで行われていたアンティークテキスタイルのコンフェレンス等にも行ったりしていました。

そして、隣国アルメニアへ行く途中通りがかったグルジアに住むことに。

当時のグルジアに住んでいた日

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