真夜中のラーメン 変わり味対決


夜中の12時過ぎにベッドに入ったものの、全く眠くない。


小腹が空いたと思って、起き出してキッチンへ。


おばあちゃんの差し入れのターゼ・ファシリエ(インゲン豆のトマト煮)を平らげて、残っていたタルハナスープを温めていると、寝ていたはずの彼が起きて来て、ラーメンを作ることになった。


海外生活していても、全く日本食が恋しいと思わない私なのだけれど、ラーメンはなぜか食べたいと思ってしまう。


幸い、こちらにもインドネシアだかベトナムだかの会社のラーメンがそこらじゅうのスーパーで買えるので、常にストックしている(笑)




先日イスタンブールに行ったら、なんとトラムの広告もこのラーメンだった(笑)





どんなセンスなんだか・・・確かに中毒性はあるよね・・・笑


頭の中がラーメンでいっぱいになる・・・って。






草木も眠る丑三つ時でもあり、1つのラーメンを二人で分けて食べることにし、万願寺とうがらし、玉ねぎ、ズッキーニと行った野菜をたくさん入れて作り始める。


ふと思いつき酸辣湯(サンラータン)風に酸っぱ辛い味にしようか?・・・と提案するも、わけのわからない味だし、食べてみないと分からないから・・・と、別々にアレンジすることに。


チーズ入れたら合うんじゃないか?


ええっ!チーズ・・・?!しかも、山羊のチーズ・・・(癖があるじゃん)




金曜バザールで自家製トゥルンペイニールを売っていたおばあちゃん。

500g買いました。




これがトゥルンペイニール。

山羊の乳を動物の皮(多分山羊?)に入れて、長期間発酵させたもの。

ポロポロしていて、匂いも結構強い。





彼は冷蔵庫からトゥルンペイニール(山羊の乳を動物の皮に入れて発酵させたチーズで、ポロポロしている)とオリーブを取り出し、彼の分のスープボウルに入れる。



山羊のチーズをたっぷりと身をほぐしたグリーンオリーブ、そして、ケチャップとマスタード!!


(このケチャップ&マスタードバージョンが意外と美味しいというのを、つい2時間前に知ったばかり!)


ラーメンを二つに分けて入れ、私の分にはリンゴ酢と唐辛子を入れる。



あ〜、やっぱり酸っぱいのって美味しい・・・♪と食べ始めたら、味見してみろと、彼が自分の得体の知れないバージョンのスープを差し出してくる。


おそるおそる口にすると・・・


ええ〜!!!


これが意外な美味しさ。



またもや、自分の中の常識という枠をぶっ壊された瞬間なのでした。


頭の中がラーメン・・・?!(トラムの広告そのものか・・・)


いや〜、もっともっと自由になろう・・・♪ 笑




この意外な変わり種ラーメンのアレンジは、


山羊のチーズ(粉チーズでもいけそう)、オリーブ、ケチャップ(少し辛いやつ)、マスタード


・・・です。



勇気があったらお試しください。


案外ハマるかも・・・。




写真は先日作った普通のバージョン。


具は玉ねぎ、イタリアンパセリ、ズッキーニです。



AFYET OLSUN! (Bon apetit!) 








#海外生活#海外旅行#トルコ生活#ラーメン#山羊の乳#山羊のチーズ#トルコ料理

Life is a Journey  人生は旅

17年のブランクを経て 再度トルコに住み始めた私の徒然・・・

SHOKO

学生時代に自転車で日本各地を旅し、世界一周バックパッカー旅。

その経験から、卒業後はNGOに勤務していました。その時のキリム(トルコやその周辺諸国で織られている平織の織物)との出逢い
により、仕事を辞めイスタンブールに住むことに。

アンティークキリム、絨毯の最先端を行く、当時のイスタンブールを拠点に、ヨーロッパやアメリカで行われていたアンティークテキスタイルのコンフェレンス等にも行ったりしていました。

そして、隣国アルメニアへ行く途中通りがかったグルジアに住むことに。

当時のグルジアに住んでいた日

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