ロックダウン中のトルコの土曜日


トルコにいるとやはり魚より肉を食べる機会の方が断然多くなる。


私は普段は自分で肉はあまり買わず、時々近所のお肉屋さんでキョフテという小さなハンバーグを買ってくる。自分で焼いてもいいのだけど、グラム数に応じた料金で炭火焼してくれるので、アツアツを買ってきておうちで食べるのもなかなかにおいしいのです。


最近キョフテをたべようと思いつつも、そういう気分にならず、今日こそは・・・いや明日・・・と思っていた本日。冷凍のお魚がちょっとだけセールでお安くなるという広告をインスタで見てしまったから・・・!


週末は10時から20時の間しか外出できないので、ゆっくりしてて、12時前くらいにお買い物へ。



そうして買ってきたのがこちら!





Mezgitって何だろうと思ったら、ハドゥック・・・鱈の仲間のこだらのことだった。イギリス名物のフィッシュ&チップスで使う魚ですね。


ずっと魚が食べたいと思ってたこともあって、るんるん気分で帰宅。




小エビは茹でたらめっちゃくちゃ、ちっちゃ〜くなっちゃったけど、玉ねぎ、人参、じゃがいも、ピクルス、トマト・・・と混ぜて前菜に。すこ〜しだけ野菜のフジッリを入れました。






自分でつけたキュウリのピクルスも刻んで入れて・・・。






夕方になり、今日はずっと行ってなかったビーチまで歩いていくことを決断。ビーチまでは歩いて20分程なんだけど、出不精な私は滅多にそこまでいかないのです。



まだ明るさが残る中、歩いて行くと蔦の彩りに魅了され・・・。







あいにく閉まっているけど、素敵なメイハネ(トルコ式居酒屋)を左手に通り過ぎるとき、素敵なクリームイエローのクラシックベンツが通り過ぎて、何だかラッキーな気分・・・♪



振り返ってほぼ満月に近くなった月を見上げながらビーチへ・・・。





すでに陽は沈んでいたけれど、美しい夕焼けと、それに照らされオレンジが買った濃紺に輝く美しい海面を目の当たりにする・・・。






犬を連れた男性がポップな音楽を流していて、それがまた目の前の景色としっくりきて、異次元感覚・・・。


その音を日本の友人に送る・・・。


日本は真夜中だけど、こうやって時空を超えて、共有することができるなんて、何と素晴らしい世の中になったんでしょう・・・!





陽が沈んでしまうと、急に寒くなるので、帰途につく。






以前は気付かなかったけど、スーパーの前に猫ちゃん達が餌を食べているところがあって、何とフェティエ市役所が設置してるエサ箱だった・・。


フェティエ、優しいじゃん・・・。






実はフェティエ市は野良猫達の避妊手術の費用も出してくれるそうで、友人は野良ちゃんを捕まえては、獣医さんに連れて行ったりしている。




夕方の散歩で適度にお腹も空いたので、急いで解凍しておいたハドゥックをムニエルにする・・・。


塩胡椒して小麦粉はたいて焼くだけだけど、美味しい・・・♪







そして、寒くなってきたので、暖炉に火をつけることにする。


昨年11月からの村での生活で、薪ストーブの火入れには自信があるのだけど、暖炉はスペースが大きいだけに、勝手が違う。


先日の野原から拾ってきておいた小枝で用意だけはしてあったのに火をつけたら、結構勢いよく燃え始めた!!


それでも大きな薪に火がつくまでに消えてしまうことも多いので、拾ってきた段ボールで扇ぎながら燃えろよ燃えろ〜!!とやっていたら勢いよくパチパチと燃え始めた!時折、水分が蒸発するシュ〜という音が聞こえる。


すっかり嬉しくなって、暖炉の前に小さなラグを敷き、キリムのクッション達をおいてくつろいでいると、至福の喜びが込み上げてくる。


火のある暮らしがずっと憧れで、昨年の冬は村の家で憧れの薪ストーブ生活を送り、いまはこうやって独りで火をつけ、くつろぐことができている。


この1年の変化は本当に大きかったなってしみじみ思う・・・。






明る過ぎず、火のある暮らしは、不思議と心を鎮め、無心にしてくれる。



ただ在るということを容易にしてくれるのは、明るいと知らず知らずのうちに入ってくる余計な情報を断ち切ってくれるからかもしれない。





そしてペシテマルちゃん達も、順調に旅立つ準備しています・・・♪






いつも読んでいただき、どうもありがとうございます・・・。


あなたの1週間が素晴らしい日々になりますように・・・。




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あなたはどの色がお好き…?😊

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Life is a Journey  人生は旅

17年のブランクを経て 再度トルコに住み始めた私の徒然・・・

SHOKO

学生時代に自転車で日本各地を旅し、世界一周バックパッカー旅。

その経験から、卒業後はNGOに勤務していました。その時のキリム(トルコやその周辺諸国で織られている平織の織物)との出逢い
により、仕事を辞めイスタンブールに住むことに。

アンティークキリム、絨毯の最先端を行く、当時のイスタンブールを拠点に、ヨーロッパやアメリカで行われていたアンティークテキスタイルのコンフェレンス等にも行ったりしていました。

そして、隣国アルメニアへ行く途中通りがかったグルジアに住むことに。

当時のグルジアに住んでいた日

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